【タロット解説】ペンタクルキング「タロット界の大富豪!」
目次 +
タロットカードの小アルカナ、コートカードのペンタクルキング(King of Pentacles / 金貨の王)は豊かさを体現したような人物。地道に積み上げてきたからこそ手にできた富です。何かで大成したいと考える人にとっては心強いカードと言えます。
ペンタクルキングを一言で
このページでは、ペンタクルキングの基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面がペンタクルキングで言い表せる」といった内容をご紹介しています。
タロット解説本をピックアップ
ペンタクルキング 絵柄の説明
- ペンタクルに視線を落とした王の姿があります。
- 彼の玉座は城壁の内側にあり、背景には城か街の一部が見えています。ここは絶対とも言えるほど安全な場所です。
- ローブの柄は豊かさの象徴であるぶどうの房、それが現実化したかのように玉座の周囲にも溢れています。「これでもか」と言わんばかりの富を手にした王は、それらを持て余しているようにも見えます。
ペンタクルキングの人物像
ペンタクルキングは気前のいい王様。持って生まれた才能を発揮し、手にあまるほどの莫大な富を築き上げてきました。手にした富を皆のために使うことが自分の使命だと考え、どんな人にも支援を惜しみません。
ペンタクルキング、たとえばこんな人
- 年上の男性、大人の男性、男女問わずペンタクルキングのような性質を持った人
- 励ますだけではなく、形あるもので支援をしてくれる人
- 家族のために惜しみなくお金を使うお父さん
- お金に糸目をつけず欲しい作品を買い集めるコレクター
- 地域の大地主
- 経済界の重鎮
ペンタクルキング 正位置
ペンタクルキング 正位置の基本的な考え方
ペンタクルキングは高い地位と富を手に入れ、社会的・経済的に成功した人。「金持ち喧嘩せず」の精神で心の余裕もあり、寛大な性格の持ち主です。そのような人があなたや周囲に良い影響をもたらすと読むことができます。
ペンタクルのコートカード全般は「物質的な豊かさ」「安定」を象徴する人物が描かれていますが、ペンタクルキングは特にその傾向が強いと言えるでしょう。しっかり築き上げた土台の上で、揺るぎなく立つ姿が目に浮かびます。
人物ではなく状況としてリーディングする場合、大きな成果がもたらされる、社会的・経済的な成功を手にすることを暗示しています。ペンタクルの真面目な性質から、長期間コツコツと築き上げて手に入れる成功です。大器晩成型と言えるでしょう。
ペンタクルキング 正位置のキーワード
- 大富豪
- 資産家
- 財を成す
- 経済的な余裕
- 所有
- 大成する
- 経営
- 商売繁盛
- 事業の成功
- 商才
- 現実的
- 物質的
- 数字に現れる成果
- 富と名誉
- 度量が大きい
- 許容範囲が広い
- 気前が良い
- 奢る
- 寛大
- 豪華
- 物質面でのサポート
- 広い人脈
- ゆるがない
- 手堅い
- 危なげない
- 堅調
- 役立つ
- 不労所得
- 経験豊富
- 大器晩成
- 大御所
- プロデューサー
ペンタクルキング 正位置、たとえばこんな場面
気前のいい上司に高級料亭で奢ってもらう。
長年一つの会社で勤め上げ、ついにトップの座につく。
親が所有していたマンションを引き継ぎ、家賃収入を得る。
お金は出して、口は出さない。
ペンタクルキング 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 大人の余裕
- 高級志向の交際
- 将来を考えた付き合い
- あまり口を出さない
ペンタクルキング 正位置 仕事での解釈
- 商売繁盛
- 目に見える成果
- 物質面でのサポート
- 出し惜しみしない
ペンタクルキング 逆位置
ペンタクルキング 逆位置の基本的な考え方
逆位置のペンタクルキングは人一倍所有欲が強い人物と考えられます。「何でも自分の管理下に置いておきたい」という支配欲も読み取れるでしょう。ペンタクル4の逆位置と似ています。そのような人物が関わってくるかもしれません。
ペンタクルのコートカードに描かれる人々は総じて寡黙な性格ですが、逆位置になると人付き合いに不器用な面が強調されます。逆位置のペンタクルキングも同様で、物質的には豊かでも、心の豊かさには不足感を覚えているかもしれません。それを穴埋めするのがお金なのでしょう。
お金の使い方が極端であると読むこともできます。お金を使うべきところで使わず、使わなくてもいいところで浪費する。そのようなイメージです。
ペンタクルキング 逆位置のキーワード
- 物質主義
- 驕る
- 尊大
- 支配的
- 所有欲
- お金に物を言わせる
- 富と権力を悪用する
- 富と名誉への執着
- 寡占
- 独占する
- 欲深い
- 散財する
- 浪費する
- お金をばら撒く
- 成金趣味
- 飽食
- 足もとが揺らぐ
- 堅物
- 頑固
- 保守的
ペンタクルキング 逆位置、たとえばこんな場面
稼いだお金を使わず、ひたすら貯め込む。
「高価なものこそ正義だ」と考え、よく吟味せずいちばん高い物を買う。
お金さえ出せばいいという考えで、家事育児にはまったく参加しない。
一発当てたお金で高級スポーツカーを買う。
ペンタクルキング 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- お金でごまかす
- 心に不足感
- 無言の圧力をかける
- 見栄を張る
ペンタクルキング 逆位置 仕事での解釈
- お金の出入りが激しい
- お金の使い方がおかしい
- 時代の波に乗れない
- 融通のきかない相手
【ミニコラム】豊かさの象徴を身にまとうペンタクルキング
タロットカードには「ぶどう」がよく登場します。悪魔、ワンド4、カップ3、ペンタクル9、ペンタクル10、そしてペンタクルキング。この中で特に目を引くのはペンタクルキングでしょう。彼のローブにはびっしりとぶどうが描き込まれ、そこから溢れ出してきたと言わんばかりに玉座の周りでも実をつけています。
ぶどうが暗示するのは豊穣。ペンタクルキングは豊かさを体現した人物と言えるでしょう。「タロット界の大富豪」という表現が、個人的にはしっくりきます。
一方で悪魔のように、ぶどうが堕落の象徴して描かれる場合もあります。悪魔以外のカードでも、逆位置の場合はそのような雰囲気がにじみ出てくるので注意が必要です。
ペンタクルキングが実際に出てきたらどう読む?
相手には大人の余裕があります。多少の問題には動じないでしょう。(相手の気持ち)
堅調です。爆発的な伸びはありませんが、じわじわと上昇していくでしょう。(未来・最終結果)
長い目で見ましょう。今日や明日ではなく、1ヶ月後、1年後、あるいはもっと先のことを見据えてください。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にもペンタクルキングの各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。