【タロット解説】カップペイジ「タロット界随一の愛されキャラ」
タロットカードの小アルカナ、コートカードのカップペイジ(Page of Cups / 聖杯の王子)は少し頼りないけど皆に愛される、夢見がちな若者です。何でも肯定的に受け入れる純粋さと柔軟性を持っています。
カップペイジを一言で
このページでは、カップペイジの基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面がカップペイジで言い表せる」といった内容をご紹介しています。
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目次
カップペイジ 絵柄の説明

- 優しそうな若者が、手に持ったカップから顔を出す魚に微笑みかけています。想像力が豊かな彼 / 彼女は、魚との対話を楽しんでいるのかもしれません。
- 若者の服装が目を引きます。自分なりにおしゃれをしているのでしょう。カップエースでも描かれた蓮の花、それが服の柄になっています。「霊性」のシンボルを身にまとっていると見えます。
- 背後には海が広がっています。カップナイト・カップクイーン・カップキングにも水が描かれていますが、いずれも複雑な流れです。若いカップペイジの平穏な海は、様々なことを吸収する余地が多分にあることを示しているのでしょう。
カップペイジの人物像
カップペイジは感受性が強い若者。心根が優しく、想像力豊かで、時に夢見がち。言われたことを素直にきくので、周囲の人はつい助けてあげたくなるでしょう。世知辛い世に生きる大人たちにとって、カップペイジは「花」のような存在です。
カップペイジ、たとえばこんな人
- 年下、若者、少年少女、見た目が若い人、若々しい心を持った人
- ちょっと抜けていることろもあるが、憎めないクラスのムードメイカー
- 笑顔がかわいらしく、上司や先輩に目をかけられている若手社員
- 絵・デザイン・音楽などの芸術分野を勉強している学生
- 年下キャラの美少年 / 美少女アイドル
- 守ってあげたくなる年下の恋人
カップペイジ 正位置
カップペイジ 正位置の基本的な考え方
コートカードは具体的な人物を表すことがあります。カップペイジが展開された場合、そのままカップペイジのような人が関わってくると読んでも構いません。相手か、あるいは第三者かもしれませんが、正位置であればその存在はあなたにとってプラスに働くでしょう。自分自身がカップペイジのように「物事を素直に受け入れられる状態」であると解釈することもできます。
カップのスートが象徴する水は一定の形を持ちません。さらにペイジは若く、頭もやわらかい。「形を変える水 + 若さ = 柔軟性、受容性」です。カップペイジのカードを人物ではなく状況で解釈する場合、このキーワードを当てはめてリーディングしてみましょう。
カップペイジ 正位置のキーワード
- 想像力
- 空想家
- 瞑想
- 発想力
- 多感
- 敏感
- 感受性
- 受容性
- 受け入れる
- 素直
- 順応
- 従順
- 甘え上手
- 初々しい
- 柔軟性
- 控えめ
- はにかむ
- 愛嬌
- 天然
- 愛されキャラ
- 癒し系
- 知識や技術を吸収する
- 芸術的センス
- ファッショナブル
カップペイジ 正位置、たとえばこんな場面
駆け引きとは無縁の、子供同士のような恋愛を楽しむ。
かわいい感じの新入社員が、上司や先輩から「これ食べてあれ食べて」攻めに遭っている。
相手の言うことを否定せずに受け入れる。
イマジナリーフレンドに毎日の出来事を報告している。
カップペイジ 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 何でも素直に受け入れる
- 純粋な気持ちだけ
- 少し頼りないけどかわいい人
- 後輩、年下の人物
カップペイジ 正位置 仕事での解釈
- 新しい環境になじむ
- 皆が気にかけてくれる
- 柔軟な発想
- クリエイティブ
カップペイジ 逆位置
カップペイジ 逆位置の基本的な考え方
逆位置のカップペイジは、強い感受性が裏目に出ます。敏感なカップペイジは現実世界で傷つくことを恐れ、空想の世界に逃避し、閉じこもります。誰かがそのような状況に陥っているのかもしれません。
周囲にかわいがられるカップベイジですが、行き過ぎると一人では何もできず他人に頼りっきりになるという解釈もできます。
一定の形を持たない水は、言い換えれば芯がないということです。特に若いカップペイジはその純粋さや柔軟性が裏目に出て、自覚のないまま悪い方へ低い方へと流されてしまう危険性をはらんでいます。
カップペイジ 逆位置のキーワード
- 傷つきやすい
- 極度にシャイ
- 内向的
- 内気
- 気弱
- 気落ち
- 夢見がち
- 妄想癖
- 現実離れ
- うわの空
- 自分の世界に閉じこもる
- 世間知らず
- つかみどころがない
- 甘え
- 依存
- 他人任せ
- ぶりっ子
- 臆病
- 心の弱さ
- 芯がない
- 流される
- 鵜呑みにする
- 染まりやすい
- 精神的に幼い
カップペイジ 逆位置、たとえばこんな場面
好きな人がいるのに、自分が傷つくのが怖くて何もできない。
突然告白されたが、自分に恋愛経験がないのでパニクってしまい、何も言わずにその場から逃げ出してしまった。
「世間の荒波にもまれるのが嫌」そんなことを言って、いつまでも大人になれない。
周りの大人が世話を焼いてくれるので、つい甘えてしまって自立できない。
「これはあなたのため」という言葉を信じ込んで、高額な商品を買わされてしまった。
カップペイジ 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 傷つくのが怖い
- 悲観的に考えて落ち込む
- 恋愛に慣れていない
- 頼りない相手
カップペイジ 逆位置 仕事での解釈
- 個人的感情が仕事に影響
- 些細なことで落ち込む
- 思いつきだけで現実的ではない
- 人に頼りすぎ
【ミニコラム】4人のペイジでいちばん「幼い」カップペイジ
ペイジは経験の浅い若者として描かれていますが、ワンド・カップ・ソード・ペンタクルの4人で成長度に違いがあるように見えます。
以下は私の個人的な考えです。それぞれのペイジに対して、
ワンドペイジ = 中学生
カップペイジ = 小学生
ソードペイジ = 高校生
ペンタクルペイジ = 大学生
…のイメージがあります。
ワンドペイジはやりたいことを見つけて燃えているし、ソードペイジは人間関係でうまく立ち回る方法を身につけている。ペンタクルペイジは社会に出て稼ぐ前の準備段階。そのような中、カップペイジだけがまだ狭い世界の中で純粋に楽しんでいる、という感じがするのです。
精神的にはいちばん幼いカップペイジですが、だからこそ無条件で愛されるのでしょう。
カップペイジが実際に出てきたらどう読む?
あなたに喜んでもらいたいという一心です。損得勘定はありません。(相手の気持ち)
カップペイジのような、年下のかわいらしい人物が鍵となります。(未来・最終結果)
対立を煽って意見を戦わせるのではなく、「そういう考え方もあるんだね」と柔軟に受け止めてみましょう。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にもカップペイジの各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。