【タロット解説】ペンタクルナイト「今あるものを守り抜く」
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タロットカードの小アルカナ、コートカードのペンタクルナイト(Knight of Pentacles / 金貨の騎士)は勤勉で実直な人物。近道をせず、着実に歩んでいきます。時間をかけて積み上げたものは将来大きな財産となるでしょう。
ペンタクルナイトを一言で
このページでは、ペンタクルナイトの基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面がペンタクルナイトで言い表せる」といった内容をご紹介しています。
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ペンタクルナイト 絵柄の説明
- 黒い馬にまたがって、じっと前を見据える騎士の姿。ペンタクルは彼の手の中にあります。
- 遠くの風景は広野というより、人の手が入った耕作地のようにも見えます。ペンタクルナイトはこの土地の所有者なのかもしれません。
- 黒い馬は根が生えたように、その場に立ち尽くしています。
ペンタクルナイトの人物像
ペンタクルナイトは勤勉で実直な騎士。現在と地続きになっている将来のことをしっかりと考え、堅実な道を歩みます。言葉少なでシャイな面もありますが、皆は「彼に任せておけば安心だ」と口を揃えて言います。
ペンタクルナイト、たとえばこんな人
- 同年代、青年男女、青年のように見える人、青年のような精神を持った人
- 不得意なことでも汗をかきながら一生懸命に取り組む人。
- 旅行などでは徹底的に下調べをしておく人。
- 一緒にいても緊張しない人。
- 石橋を叩いて渡る人。
ペンタクルナイト 正位置
ペンタクルナイト 正位置の基本的な考え方
ペンタクルナイトが象徴する人物は、一緒にいると安心できる人。浮ついたところがまったくなく、誠実で真面目です。そのような人物があなたや周囲に良い影響を与えるとリーディングすることができます。
ペンタクルナイトは未知の場所を開拓するより、自分の土地を耕して守り抜くことを選びます。そうすることで、自分だけでなく皆も豊かになれると信じています。彼が冒険をしないのは、無謀なことをして他の人を危険に晒したくないという思いもあるでしょう。責任感が強い人物と言えます。
あるいは時間をかけながら着実に歩んでいくことを暗示しているかもしれません。このカードが出たときは物事は一気に進展しません。ペンタクルナイトが跨る黒馬のように、足もとを踏み固めながら少しずつ進んでいくのです。
ペンタクルナイト 正位置のキーワード
- 誠実
- 実直
- 愚直
- 生真面目
- 堅実
- 着実
- 地道
- 持続
- 慎重
- 維持
- 忍耐力
- 我慢強い
- 勤勉
- 働き者
- 寡黙
- 律儀
- マイペース
- 一歩一歩
- 現実的
- 落ち着いている
- 踏み固める
- 浮き沈みがない
- 芯がある
- 安定を好む
- 地に足がついている
- 道を踏み外さない
- 冒険をしない
- 用心深い
- 長期的な視点を持つ
ペンタクルナイト 正位置、たとえばこんな場面
まだ20代だが、老後のことも考えて人生計画を立てている。
ネットで何かを買うときは、複数の商品を徹底比較して口コミもすべて読んでから決める。
推敲に推敲を重ねるので、2000字書くだけでも丸1日かかる。
今の仕事を長く続けていくつもりだ。
ペンタクルナイト 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 真面目で誠実な交際
- 熱しにくく冷めにくい
- 強い責任感と使命感
- 浮き沈みがない
ペンタクルナイト 正位置 仕事での解釈
- 時間をかけて取り組む
- 少しずつ成果が出る
- 縁の下の力持ち
- 堅実な方法を取る
ペンタクルナイト 逆位置
ペンタクルナイト 逆位置の基本的な考え方
逆位置では、安定を重視する性格が裏目に出て慎重すぎる面が強調されます。
何かに取り組むに当たって、ペンタクルナイトはすべての不安要素を潰してから行動しようと思っています。しかしいくら備えても不安をゼロにすることはできないものです。その結果、結局一歩も動けないということになってしまいます。
ペンタクルナイトは変化の多い刺激的な毎日より、安定した暮らしを望んでいます。逆位置ではそれが退屈・つまらないという意味に転じるでしょう。
人付き合いに不器用で、どこか垢抜けないイメージも持つのがペンタクルナイトの逆位置です。
ペンタクルナイト 逆位置のキーワード
- 進捗が遅い
- 慎重すぎる
- 受け身
- 消極的
- 行動しない
- 時間がかかる
- 停滞
- 退屈
- 変化しない
- ジリ貧
- 腰が重い
- 億劫
- 無関心
- 無頓着
- 気が利かない
- 不器用
- ぎこちない
- 不得手
- 要領が悪い
- 野暮ったい
- 垢抜けない
- 粗野
- 責任を負わない
ペンタクルナイト 逆位置、たとえばこんな場面
変なところにこだわりすぎて、小さなバナーを作るのに一日かかってしまった。その割に出来は微妙だ。
「変なことを言って嫌われたらどうしよう」という思いが先行して、好きな相手に何もできない。
外食で初めての店に飛び込む勇気がなく、結局いつものラーメン屋に落ち着いてしまう。
旅行すること自体が億劫だ。家でゴロゴロしていたい。
ペンタクルナイト 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 受け身で進展しない
- 慎重になりすぎて動けない
- 少しずつ熱が冷めていく
- イベントが起こらない
ペンタクルナイト 逆位置 仕事での解釈
- 横ばい、またはじわじわ下降
- キャリアアップとは無縁
- 決まりきった仕事
- 変化を望まず取り残される
【ミニコラム】ペンタクルナイトは時間がかかる
ソードナイトはスピード重視でした。ペンタクルナイトは正反対で、時間をかけることが大事という解釈になります。
それぞれのナイトが跨る馬を見てください。ソードナイトの馬は軽やかな白馬、たてがみを風になびかせて全力疾走しています。
一方ペンタクルナイトの馬は「重たい」感じのする黒い毛並みで、脚はしっかりと地面を踏みしめています。同じナイトでも、性質はかなり違います。
ところで「時間がかかる」ことを暗示するカードは他にもあり、たとえば大アルカナの吊るされた男が当てはまるでしょう。ペンタクルナイトも吊るされた男も、正位置であれば報われる未来が見えます。じっくり取り組んでみてください。
ペンタクルナイトが実際に出てきたらどう読む?
自分のペースを知っているので、周囲に振り回されることはないでしょう。(相手の気持ち)
熱しにくく冷めにくい関係。時間はかかりますが、いちど仲良くなってしまえばその後は長く続くでしょう。(未来・最終結果)
今日明日で解決するものではないので、気長に考えましょう。少しずつ良くなっていくはずです。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にもペンタクルナイトの各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。