【タロット解説】吊るされた男「試練を乗り越えた先に」
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タロットカードの吊るされた男(The Hanged Man)が出たら、あなたを取り巻く状況は決して楽なものではないでしょう。試練と忍耐のときがしばらく続くことを暗示し、動きの少ないカードです。しかし、耐え忍んだ先に一筋の光明が見えてくるはずです。
吊るされた男を一言で
このページでは、吊るされた男の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面が吊るされた男で言い表せる」といった内容をご紹介します。
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吊るされた男 絵柄の説明
- 一人の男性が片足を縛られ、木に吊るされています。まったく身動きの取れない状態です。
- それにもかかわらず、男性の表情は穏やかで、頭には後光さえ差しています。この困難な状況に抗うことなく、自分に課せられた試練として受け入れようとしているのでしょう。
吊るされた男 正位置
吊るされた男 正位置の基本的な考え方
吊るされた男が示すのは忍耐の時。いまは苦しい時かもしれません。物事が停滞しているように見えるかもしれません。
それでも正位置なので、この試練には意味があります。時間はかかりそうですが、耐え忍んだ先に報われる未来が待っているでしょう。
吊るされた男 正位置のキーワード
- 忍耐
- 耐え忍ぶ
- 辛抱
- 我慢強い
- 自己犠牲
- 奉仕
- 尽くす
- 現状維持
- 膠着状態
- 保留
- 持久戦
- 時間がかかる
- 粘り強い
- 甘んじる
- 甘受する
- ストイック
- 禁欲的
- 自制
- 試練
- 苦労
- 艱難辛苦
- 制限
- 逆境
- 精神修行
- 悟る
- 下積み
- 克服
- 困難を乗り越える
吊るされた男 正位置、たとえばこんな場面
学費を捻出するためにバイトを掛け持ちしており、遊ぶ暇などない。
途中で何度も棄権しようかと思いながら、フルマラソンを最後まで走りきった。
収益化には程遠いが、月3万の副収入を目標に毎日ブログ記事を書いている。
好きな人がいるが自分からは動けず、長いこと片想いを続けている。
他の人のためになるなら、自分が辛くても甘んじて受け入れようと思う。
吊るされた男 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 何かを犠牲にして尽くす
- 試練を乗り越える
- 長年の思い
- 現状維持、進展が遅い
吊るされた男 正位置 仕事での解釈
- 下積み時代
- 腐らずに努力を続ける
- ストイックに打ち込む
- 今の苦労はいつか報われる
吊るされた男 逆位置
吊るされた男 逆位置の基本的な考え方
吊るされた男は、正位置では苦しみを自己に課せられた試練として受け入れようとしていました。逆位置になると、苦しみから逃れようともがいているイメージになります。しかしいくらもがいても、固い縄は解けません。
「いよいよ万策尽きた、進むことも戻ることもできない、お手上げだ」吊るされた男の逆位置は、そんな袋小路に入り込んでしまったような閉塞感を暗示しています。
ことわざで言うところの「骨折り損のくたびれ儲け」と読むこともできます。残念ながら、今の苦しい状況は未来につながりません。しなくてもよい苦労を背負っていないか、努力の方向を間違えていないか、確認すべき時です。
吊るされた男 逆位置のキーワード
- 骨折り損
- 報われない
- 無駄な犠牲
- 意味のない努力
- しなくてよい苦労
- 実りのない奉仕
- 徒労に終わる
- 悪あがき
- もがく
- 行き詰まる
- 煮詰まる
- 閉塞感
- にっちもさっちも行かない
- 身動きできない
- 万策尽きる
- 詰む
- 出口が見えない
吊るされた男 逆位置、たとえばこんな場面
既婚者を好きになってしまい、叶わぬ恋だと知りながら何年も片想いを続けている。
自分なりに一生懸命勉強したのに、テストの成績はよくなかった。
何十社受けても内定を得られない。
十分にレベル上げをして、装備もバッチリ整えてボス戦に臨んだら、全滅が前提のイベント戦だった。
友達同士の喧嘩の板挟みになって、身動きが取れない。
吊るされた男 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 行き詰まる
- これ以上は続けられない
- 報われない思い
- 身動きできない
吊るされた男 逆位置 仕事での解釈
- 自分の成長につながらない
- 尽くしても評価されない
- 長く取り組んでいたことが無駄になる
- 伸び悩む
【ミニコラム】「吊るされた男」が出るくらいなら、「塔」の方がいい?
「吊るされた男」のスッキリしないイメージは、個人的に苦手です。正位置では(いつか報われる可能性があるとは言え)時間がかかることを暗示していますし、逆位置では完全に行き詰まってしまう。解決策はなく、自分では動けず、ただ耐えるしかないのです。
「吊るされた男」と似ている「ワンド9」のミニコラムでも同じことを書きましたが、理不尽な忍耐を強いられるくらいなら、強制的な変化を意味する「塔」のほうがいいと思えてしまいます。
たとえば現状に正逆問わず「吊るされた男」が出て、未来に「塔」が展開されたら、「多少の痛みは伴うものの、膠着状態が崩れ去る」というリーディングができます。絵柄の印象から重く感じられるかもしれませんが、場合によっては救いとなるでしょう。
吊るされた男が実際に出てきたらどう読む?
いろいろと我慢していることはありそうですが、割り切っているのかもしれません。(相手の気持ち)
長期戦になりそうです。覚悟を決める必要があるでしょう。(未来・最終結果)
今は忍耐と努力が必要な時。ストイックに生きることを心がけてください。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にも吊るされた男の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。