【タロット解説】魔術師「オシャレでキザな若きカリスマ」
タロットカードの魔術師(The Magician)のカードナンバーは「1」。始まりのエネルギーに満ち、何かワクワクすることが起こりそうな予感のあるカードです。
0から1を生み出す技術と才能を発揮し、トップに立つ資質を備えているのも魔術師の特長です。
魔術師を一言で
このページでは、魔術師の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面が魔術師で言い表せる」といった内容をご紹介します。
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目次
魔術師 絵柄の説明

- 一人の若者。右手は天を仰ぎ、左手は地を指しています。彼を通して、見えないエネルギーが流れているようです。
- 机の上にはワンド、カップ、ソード、ペンタクルが置かれています。これは小アルカナを構成する4つの要素(火・水・風・地)です。彼が何かを生み出すために必要な材料でしょうか。あるいは、彼が生み出した物質そのものでしょうか。
- 彼の頭上には「無限大」のシンボル、腰のベルトは「永遠」を意味する尾を咬んだ蛇。スケールの大きさを感じます。
- 情熱の赤いバラと、純粋な白いユリが咲き乱れています。これも彼が生み出したものかもしれません。彼の衣装も赤と白。あふれる生命力、活力の象徴です。
魔術師 正位置
魔術師 正位置の基本的な考え方
大アルカナのナンバー「1」を担う魔術師。その数字が示す通り、「始まり」の意味を持つカードです。小アルカナのエースカードの世界を内包していると言ってもいいかもしれません。ワンドの「情熱」、カップの「愛」、ソードの「決意」、ペンタクルの「成果」…すべては「魔術師」の手によって始まり、生み出されるのです。
無から何かを生み出す魔術師は、こんなことを言っているのかもしれません。
「天から何かが降りてきた」
受信したエネルギーは彼の中で変換され、形あるものとなって出力されます。
しかしその創造力は、単に天賦の才能や研ぎ澄まされたインスピレーションによるものだけではありません。魔術師が手にする杖は、「道具」や「習得した技術」を暗示しているように筆者には見えます。
精神世界と物質世界、双方の力を得てこその創造性です。
魔術師 正位置のキーワード
- 物事の始まり
- スタートライン
- 創造
- 創作
- アイデア
- 独創的
- 発想豊か
- 発明
- クリエイティブ
- 0から1を生み出す
- 技術
- 才能
- 器用
- 開拓
- 準備万端
- 最先端
- 洗練されている
- 都会的
- 知的
- スマート
- 社交的
- 世渡り上手
- 現代的
- 革新的
- 企画立案
- 新規事業
- コミュニケーション能力が高い
- 機知に富んでいる
- 自信
- 全能感
- 自己アピール
- 積極性
- お洒落
魔術師 正位置、たとえばこんな場面
サプライズが好きな彼女のため、誕生日を忘れているフリをしながら、当日ごちそうとプレゼントを用意して彼女の帰りを待つ。
誰も思いつかなかったアイデアをビジネスにし、若くして成功する。
技術習得と人脈構築に数年間を費やし、満を持して独立を果たす。
トップセールスマン。豊富な商品知識と巧みな話術を用い、魔法をかけたように人々の心を掴んで成約を勝ち取る。
魔術師 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- おしゃれで都会的、会話上手な相手
- 映画やドラマのような恋愛
- メールやSNS等を駆使した活発なコミュニケーション
- ワクワクするような何かが始まる
- 新しもの好き
魔術師 正位置 仕事での解釈
- 0から1を生み出すクリエイティブな仕事
- 自分の得意分野で突き抜ける
- 才能を存分に発揮できる
- 新しく何かを始めるのには最適な時期
魔術師 逆位置
魔術師 逆位置の基本的な考え方
逆位置では、怪しげな技術と話術を用いて人々を惑わす魔術師になってしまいます。人当たりは良くても心の中では良からぬことを企んでいるかもしれません。
たとえばうまい話で人を騙そうしたり、口先だけで中身が伴っていなかったり、その場しのぎの言い訳をしたり。自分に都合の悪いことは嘘をついてでも隠し通そうとする、不誠実な人物です。
あるいは物事を始めるには技術不足であることや、逆に技術も才能もあるのに一歩踏み出せない状態を表しているかもしれません。自分の能力を過信している解釈もありえます。
魔術師 逆位置のキーワード
- 詐欺
- 嘘
- ごまかし
- 虚偽
- 不誠実
- 策略
- 権謀術策
- 詭弁
- 大言壮語
- 有言不実行
- 言行不一致
- 軽薄
- 浅学
- 薄っぺら
- 不真面目
- キザ
- 未熟
- 技術不足
- 不器用
- スランプ
- 優柔不断
- 臆病
- 自信がない
- 過信
- 根拠のない自信
- ハッタリ
- 調子づく
- いい気になっている
- 芝居がかっている
魔術師 逆位置、たとえばこんな場面
昨夜電話に出なかったことを問い詰めたところ、「突然妹が来た」とすぐ分かる嘘をつかれた。
フラッシュモブでのプロポーズを決行したら、彼女にドン引きされてその後別れた。
技術も人脈もないのに妙な自信だけはある元同僚。会社を辞めてフリーランスになったが、仕事が来ないとこぼしている。
第一志望に国立難関大を設定して「余裕で合格できる」と豪語していたクラスメイトは、滑り止めの私立さえ引っかからず、「受験当日体調が良くなかった」などと言い訳をしていた。
魔術師 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 嘘・ごまかし・言い訳ばかり
- わざとらしく芝居がかった言動が目につく
- 口先だけで動こうとしない
- ぎこちなさがある
魔術師 逆位置 仕事での解釈
- 準備不足、時期尚早
- 技術と才能があっても、環境が整わない
- 口約束がトラブルのもと
- 中身が伴わないのをごまかす
【ミニコラム】魔術師は「ベンチャー企業の若社長」?
「魔術師の性質をわかりやすくたとえるなら…」そう考えた時に思いついたのが「ベンチャー企業の若社長」でした。独創性とカリスマ性を併せ持ち、行動力に富む。自己アピール力が高く、最先端のツールを駆使し、頭がよく弁が立つ。若くして起業した人物にそのようなイメージを持つ方は多いのではないでしょうか。
カードナンバーの「1」はトップに立つ者にふさわしい数字。過不足なく平凡な日々を過ごすより、技術と才能で突き抜ける生き方を選ぶのが魔術師です。
魔術師が実際に出てきたらどう読む?
様々な方法を駆使して楽しませたい、喜ばせたいと思っています。(相手の気持ち)
映画やドラマのような恋愛が始まるかもしれません。(未来・最終結果)
準備はできました。あとは一歩踏み出すだけです。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にも 魔術師 の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。