ワンド

【タロット解説】ワンド10「そんなに抱え込んで大丈夫?」

タロットカードの小アルカナ・ワンド10(Ten of Wands / 棒の10)は、重圧を抱えながらゴールに辿り着こうとしている様子を描いています。責任感を持って取り組む姿勢は素晴らしいものですが、一人で抱え過ぎていないか注意を促すカードでもあります。

ワンド10を一言で

「重圧」

このページでは、ワンド10の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面がワンド10で言い表せる」といった内容をご紹介しています。

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ワンド10 絵柄の説明

  1. ひとりの人物が、10本ものワンドを抱え込んで歩いています。ワンドは重く、足取りも重く、顔は下を向いています。この人物には前が見えていないのでしょうか。
  2. 行く手には目的とする街。前が見えなくとも、ゴールが目前であることを彼は知っているのかもしれません。あの場所までいけば、この重荷をおろせるのです。
  3. ワンドには新芽。せっかく出た芽を潰さないように、丁寧に大事にワンドを運びます。

ワンド10 正位置

ワンド10 正位置の基本的な考え方

ワンド10が意味するのは、重圧です。重いワンドを運ぶイラストの人物のように、ひとりで何でも抱え込んでしまうことを表しています。他の人に頼んで手分けすることもできるのに、責任感が強い彼はすべてひとりでやってしまおうとするのです。

その辛そうな後ろ姿に、つい声をかけたくなってしまうのがワンド10のカードです。

人によっては、プレッシャーを感じることで思わぬ力を発揮できる場合もあるでしょう。その意味では、ワンド10の人物は強靭なメンタルの持ち主なのかもしれません。

ワンド10 正位置のキーワード

  • 重圧
  • 抑圧
  • 重責
  • 重荷
  • 負荷
  • 義務
  • 重労働
  • プレッシャー
  • 気が重い
  • 地道
  • 一歩一歩
  • 精一杯
  • 全身全霊を傾ける
  • 必死
  • フル稼働
  • 限界ギリギリ
  • 過多
  • 過密
  • 完遂

ワンド10 正位置、たとえばこんな場面

毎日寝る前にお休みのLINE、週末には必ず会い、誕生日には高級レストラン、連休ごとに泊りがけの旅行。相手のためならこのくらい、どうってことない…

仕事も家事も完璧にこなそうとして無理をする。

あれもこれもと仕事を頼まれるままに引き受けているが、連日の終電帰宅で辛い。

学費を捻出するために複数のバイトを掛け持ちしている。

プレッシャーのかかる決勝戦で自己ベストを叩き出す。

ワンド10 正位置 恋愛・人間関係での解釈

ワンド10 正位置 仕事での解釈

ワンド10 逆位置

ワンド10 逆位置の基本的な考え方

逆位置では、10本のワンドを取り落としてしまいます。正位置では苦しみながらも目標達成できる未来が見えていましたが、逆位置では心身ともに限界に達します

一歩も動けなくなった彼は、仕事を放棄します。でもそれは仕方ありません。たったひとりで担うには大きすぎる負担だったのです。

ワンド10 逆位置のキーワード

  • 限界に達する
  • 手一杯
  • 負担
  • 疲弊
  • 過労
  • ストレス
  • キャパオーバー
  • リタイア
  • 手に負えない
  • 手に余る
  • 二進も三進もいかない
  • 行き詰まる
  • 断念
  • 挫折
  • 放棄
  • 逃避
  • 手放す

ワンド10 逆位置、たとえばこんな場面

相手にもっと待遇のいい会社に転職するよう言い続けていたら、それがプレッシャーになっていたらしく、別れを切り出された。

仕事が忙しすぎ、ついに過労で倒れた。

お店のことも家のことも一手に引き受けていた奥さんが、ある日突然『旅に出ます』という書き置きを残して蒸発した。

試験勉強、出題範囲が広すぎるし科目も多くて手に負えない。もういいや、ゲームでもしよ。

ワンド10 逆位置 恋愛・人間関係での解釈

ワンド10 逆位置 仕事での解釈

【ミニコラム】ワンド10 - The Weight「重荷」

ワンド10、古い洋楽好きの筆者は、The BandのThe Weightという曲を連想します。The Weight「重荷」です。捉えどころの難しい歌詞ですが、サビで繰り返されるその荷を俺に預けてしまいな(you put the load right on me)というフレーズが、ワンド10の「彼」の状況とリンクします。

責任感が強いのはいいことですが、すべてを引き受けていては鞄は重くなる(My bag is sinkin' low)ばかり。相手の気持ちや状況にこのカードが出てきたら、優しく気遣ってあげてください。

"The Weight", written by Robbie Robertson

ワンド10が実際に出てきたらどう読む?

自分がしっかりしなければと思っているでしょう。(相手の気持ち)

重圧からようやく解放される兆しがあります。(未来・最終結果)

何でも一人で抱え込まないようにしてください。(対策・アドバイス)

上記はあくまでも一例。この他にもワンド10の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。