【タロット解説】ペンタクル5「身も心も寒い」
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タロットカードの小アルカナ、ペンタクル5(Five of Pentacles / 金貨の5)は経済的な困難、さらに心の余裕もなくしている状態を暗示します。救いを求めて自ら声を上げる気力も残っていないようです。
前向きに考えれば、逆境を耐え忍ぶ二人の絆の強さを表しているとも言えます。
ペンタクル5を一言で
このページでは、ペンタクル5の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面がペンタクル5で言い表せる」といった内容をご紹介しています。
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ペンタクル5 絵柄の説明
- 雪が降り積もる冬の寒い日、2人の人物がさまよい歩いています。粗末な服を身にまとい、背中を丸めてうつむく女性(おそらく)の後ろを、松葉杖をついた人物がついていきます。
- ペンタクルが施されたステンドグラスは教会の窓でしょうか。助けを求めることもできるのに、2人は見向きもせず通り過ぎていきます。
ペンタクル5 正位置
ペンタクル5 正位置の基本的な考え方
ペンタクル5が暗示するのは貧困。経済的な問題を抱え、心の余裕もなくしている状態を表しています。このカードが展開されたときはすべてがどん底にあると解釈できるかもしれません。孤立無援の絶望感が漂っています。
イラストの2人は教会の扉を叩けば救われるでしょう。そうしないのはプライドが邪魔をしているからか、単に気付いていないのか、それとも「どうせ助けてくれる人なんていない」という諦めからか。「助けてほしい」と声を上げられずに、救済の機会を逃しています。
敢えて前向きに考えれば「貧しいときも病めるときも共にいる人」という解釈も可能かもしれません。かたい絆で結ばれたふたりかもしれませんが、共倒れとならないよう注意が必要です。
ペンタクル5 正位置のキーワード
- どん底
- 貧困
- 困窮
- 金欠状態
- 厳しい状況
- 欠乏感
- 不幸
- 気苦労
- 疲弊
- 覇気がない
- 惨めさ
- 諦念
- 孤立無援
- 疎外感
- 行き詰まる
- 見放される
- 苦境
- 逆境
- 路頭に迷う
- あてがない
- 共倒れ
- 道連れ
- 一蓮托生
- 素通り
- 足を引っ張る
- 寒さ
- 病気
- 怪我
- 不健康
- 失業
ペンタクル5 正位置、たとえばこんな場面
経済的な問題がある状態では、他の人を思いやる余裕もない。
悩みを相談する相手もなく、どうしたらいいのか分からない。
苦境に立たされているが、人の前では強がってしまう。
就職活動がうまく行かず、社会から見捨てられたように感じる。
「自分なんかが幸せになってはいけない」と自虐的に思い込む。
ただひたすらに、心が寒い。
ペンタクル5 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 身も心も寒くなる出来事
- 経済的な問題が影響
- お互い辛い思いをする
- 道連れにする
ペンタクル5 正位置 仕事での解釈
- 先が見えず、模索が続く
- 健康問題が仕事に影響
- キツい仕事
- ギリギリの生活
ペンタクル5 逆位置
ペンタクル5 逆位置の基本的な考え方
逆位置では困難に対する救済に焦点が当たります。自分の力ではどうにもならず、いよいよ助けが必要となる状況です。
苦境にある人には救いの手が差し伸べられるでしょう。そのためには、自ら声を上げて助けを求めることも必要だというニュアンスも含んでいます。一気に状況が良くなり問題解決に至る…というわけではありませんが、少なくともどん底の状態からは抜け出せる暗示です。
ペンタクル5 逆位置のキーワード
- 救済
- 支援
- 扶助
- 親身
- 厚意
- 救いの手
- 救われる
- 受け入れる
- 受け入れられる
- 相談する
- どん底から抜け出す
- 光明
- 状況の改善
- 危機的状況を回避
- やり過ごす
- しのぐ
- ひとまずの安心
- 避難場所
- シェルター
ペンタクル5 逆位置、たとえばこんな場面
店の経営が危うくなり、最後の手段としてクラウドファンディングで支援を募る。
試験当日、大雪で交通機関が麻痺し遅刻してしまったが、特別に救済措置が取られて試験を受けられることになった。
抱え込んでいた悩みを打ち明けて、救われた気持ちになる。
実家に戻ってきていいと言われ、住む場所の心配はなくなった。
ペンタクル5 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 苦境から抜け出す
- 誰かになぐさめられる
- 優しさを身にしみて感じる
- 救いがある
ペンタクル5 逆位置 仕事での解釈
- 問題はやり過ごせる
- 改善・回復傾向
- 救済措置
- 寒さが和らぐ
【ミニコラム】貧乏カードのペンタクル5
ペンタクル5は「貧乏カード」と呼ばれることもあります。大きな意味はやはりお金に関する問題。経済的に困窮すると心の余裕も失います。「身も心も寒い…」そんなセリフが聞こえてきそうな、悲壮感の漂うカードです。このカードが展開されたら、かなりの苦境に立たされていると言えるかもしれません。
救いとなるのは、声さえ上げれば助けてくれる人がいると暗示されていることです。また絵柄の2人のように、苦しいときでも一緒にいてくれる存在があるのかもしれません。逆境の中で触れる人のやさしさはとりわけ身にしみることでしょう。
ペンタクル5が実際に出てきたらどう読む?
心身ともに不調で、他の人を気にかける余裕がないのでしょう。(相手の気持ち)
ふたりの絆の強さを試されるような出来事があるかもしれません。(未来・最終結果)
苦しい時、辛い時でも一緒にいてくれる人を大事にしてください。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にもペンタクル5の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。