【タロット解説】愚者「可能性は無限大!」
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タロットカードの愚者(The Fool)は、大アルカナの中でも特別な立ち位置。大アルカナの一連のカードは、愚者が精神的成長を遂げていく様を描いたものという考え方もあります。常識にとらわれない自由な心、無限の可能性を暗示しているカードです。
愚者を一言で
このページでは、愚者の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面が愚者で言い表せる」といった内容をご紹介します。
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愚者 絵柄の説明
- 華美な服をまとった若者が、天を仰ぎながら歩いています。旅の途中のようですが、荷物は少なく身軽です。
- 若者の足もとは崖です。あと一歩踏み出せば転落は免れませんが、気にしていないようです。単に気づいていないのか、それとも自分は大丈夫という根拠のない自信があるのか…
- そばにいる白い犬は、若者にじゃれついているようにも、危機を知らせているようにも見えます。
愚者 正位置
愚者 正位置の基本的な考え方
愚者が暗示するのは自由な精神。何にも縛られず、自分主体で、自分の望む通りに振る舞うことができています。常識から外れた自由な考え方は、時に独創的で斬新なアイデアを生むかもしれません。
カードナンバーの「0」には無限の可能性が秘められています。カードに描かれた愚者は、大人たちが尻込みするような高いハードルを軽々と超えて先へ進みます。好奇心とチャレンジ精神に富んでいますが、失敗を恐れないというより、自分が失敗するとは思っていないという感覚です。
若者にありがちな根拠のない自信、全能感。ともすれば危うい若さゆえの行動力は、正位置ではポジティブに作用するでしょう。
愚者 正位置のキーワード
- 自由
- 自由奔放
- 気まま
- 型にはまらない
- 縛られない
- 気にしない
- 楽観的
- 深刻に考えない
- 身軽
- 気楽
- フットワークが軽い
- 無限の可能性
- 初心にかえる
- 未知
- チャレンジ精神
- 破天荒
- 強運
- 怖いものなし
- 若さ
- 根拠のない自信
- 芸術家肌
- 天才肌
- 個性的
- 独創的
- 道化者
- フリーランス
- 出発
- 冒険
- 放浪の旅
- 一人旅
愚者 正位置、たとえばこんな場面
付き合っていることは確かだが、お互い相手の趣味や交友関係には口を出さず、「好きにして」というスタンスだ。
アイデアを形にするために、大企業の社長に直接コンタクトを取る。
会社員からフリーランスのデザイナーに転身し、一歩を踏み出す。
1年間、バックパッカーとして諸国を放浪する。
「明日は明日の風が吹く」と考え、気楽に生きる。
愚者 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 自然体で無理をしない関係
- 芸術家肌の個性的な人
- 型にはまらない付き合い
- 放任主義
愚者 正位置 仕事での解釈
- いい意味で怖いもの知らず
- 個性や独創性が評価される
- フリーランス、自由業
- 世間の常識を超越する
愚者 逆位置
愚者 逆位置の基本的な考え方
愚者の逆位置は浅はかな若者と考えるとわかりやすいかもしれません。
「怖いものはない」「なんとかなる」「常識から外れることがカッコいい」という考え方がすべて裏目に出るでしょう。単に無謀だったり、無計画だったり、何も考えていないだけだったり、非常識な言動で人に迷惑をかけたり。崖から転落することは必至です。
あっちこっちへフラフラしている状態とも解釈できます。具体的に不安定な生活を暗示しているかもしれませんし、気まぐれで定まらない気持ちを表しているかもしれません。
あるいは正位置の正反対で、不自由、自由に振る舞えないと考えることも可能です。
愚者 逆位置のキーワード
- 不自由
- 不安定
- 無計画
- 行き当たりばったり
- 無責任
- 軽率
- 無謀
- 向こう見ず
- 自分勝手
- 無礼
- ルーズ
- いい加減
- 適当
- 不真面目
- 悪ふざけ
- 未熟
- 無知
- 経験が足りない
- 安直
- 思慮が足りない
- 落ち着きがない
- 根無し草
- 気移りする
- 気まぐれ
- 現実逃避
- 非常識
愚者 逆位置、たとえばこんな場面
自由な時間が増えると安直に考えてフリーランスに転身したが、なかなか仕事を取れず収入は不安定だ。
資金が底をつきそうなのに、「なんとかなる」と考えて行き当たりばったりの旅を続ける。
結婚を含めたふたりの将来について、相手は何も考えていないようだ。
相手はいつも待ち合わせの時間に遅れてきて、悪びれもしない。
愚者 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 浅はかで軽率な言動
- 煮え切らない態度
- 熱しやすく冷めやすい仲
- 責任感がない
愚者 逆位置 仕事での解釈
- いい加減でルーズな姿勢
- 安定した収入が望めない
- 進路や仕事が見つからない
- 楽観しすぎる
【ミニコラム】すべてを悟った後、あえて「0」になる
「愚者の旅」という考え方があります。若者が22枚の大アルカナを旅し、様々な出来事を経験して精神的成長を遂げていくというものです。その場合、カードナンバー「0」の「愚者」は「魔術師」の前に置かれるのが自然でしょう。
一方、私はもう一つの解釈もできると思っています。大アルカナの旅…喜びや悲しみ、崩壊からの立ち直りを経験して、最後に行き着いたのが「愚者」の姿であるという考え方です。愚者はすべてを知った上で「0」になることを選んだのです。そこには悟りの精神が垣間見えます。
このサイトでは後者の解釈を採用し、「愚者」を「世界」の後に置いてみました。
愚者が実際に出てきたらどう読む?
相手はあまり深刻に受け止めていません。問題があっても「なんとかなる」と気楽に考えているでしょう。(相手の気持ち)
お互い自然体で無理をしない関係です。一緒にいても離れても疲れない相手でしょう。(未来・最終結果)
経験が足りなくても未熟でも、「とりあえず始めてみる」ということは大事です。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にも愚者の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。