【タロット解説】死神「終わらせて、生まれ変わる」
タロットカードの死神(Death)は、そのイメージとは裏腹に、前向きに捉えられるカードです。基本的な意味は「物事の終わり」ですが、そこに未練はありません。キレイサッパリ手放し、清々しささえ感じられます。終わった後の生まれ変わりも暗示しています。
死神を一言で
このページでは、死神の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面が死神で言い表せる」といった内容をご紹介します。
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目次
死神 絵柄の説明

- 黒い鎧を着た骸骨騎士が、手に旗を持ち、白馬の歩みを進めています。彼は「死」の象徴。白と黒の対比が目を引きます。
- 死神の足元には人々の姿があります。王は既に息絶え、司祭は祈り、女性は目を背けています。子供だけが無垢な心で死神と向き合っています。
- 川を往く船は、別のステージへの移行を暗示しています。
- 遠くの太陽は朝日に見えますか、それとも夕日に見えますか。太陽が昇るように見えるのなら、それは新たな再生を意味しているかもしれません。
死神 正位置
死神 正位置の基本的な考え方
死神が暗示するのは物事の終わり。いいことも悪いことも、楽しいことも苦しいことも、みな別け隔てなくここで終焉を迎えます。このカードが展開された時、ある人にとっては悲しみに、またある人にとっては喜びに感じられるでしょう。
ただ終わるだけではありません。往く船や昇る太陽のように、次のステージへの移行や新たな旅立ちをも示唆しているのが死神のカードです。「死」というイメージに悲観的になる必要はありません。
死神 正位置のキーワード
- 終焉
- 終息
- 終末
- 消滅
- 修復不可能
- 終結
- 完
- 決別
- 離別
- 清算
- 解消
- 断絶
- 断念
- 観念する
- 思い切る
- 見切りをつける
- 手放す
- 区切り
- リセット
- 新陳代謝
- 新旧交代
- 心機一転
- 再生
- 環境の変化
- 旅立ち
- 門出
- 一から出直す
- 過去を捨て去る
- 断捨離
- デッドライン
死神 正位置、たとえばこんな場面
昨日まで恋人だった人の連絡先を消去し、一緒に撮った写真も削除、SNSのフォローも外して、一切の繋がりを断った。
クローゼットを圧迫していた思い出の品を、思い切って全部捨てた。
引っ越しで仲が良かった友達とは離れ離れになり、次第に連絡を取り合うこともなくなった。
何人ものベテラン選手が引退し、チーム内の若返りが進んだ。
都会で技術職に就いていたが、南の島に移住して民宿を始めることにした。
過去を捨て去り、新天地で一からやり直す。
死神 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- キレイサッパリ別れる
- 完全に縁が切れる
- 未練はない
- 気持ちを切り替える
死神 正位置 仕事での解釈
- 環境がガラリと変化
- 新旧交代の時期
- 撤退する
- 方針転換
死神 逆位置
死神 逆位置の基本的な考え方
死神の逆位置は、言うならば命乞いをしている状態。終わりや変化を受け入れられず、現状にしがみつこうとしています。往生際が悪いと言い換えることができるでしょう。白黒つけられない中途半端な状態は、かえって苦しみを増加させてしまいます。
命乞いが聞き入れられ、終わりの一歩手前で踏みとどまると解釈することもできます。しかし単に延命…期限が延びただけというニュアンスが拭えません。その間に策を講じなければ、いずれまた避けられない終焉がやってきます。
死神 逆位置のキーワード
- 未練
- 過去に執着する
- 捨てきれない
- 諦めきれない
- 後ろ髪を引かれる
- しがみつく
- 居座る
- 無理に引き伸ばす
- 中途半端な状態
- 九死に一生を得る
- 命拾い
- 延命
- 息を吹き返す
- 首の皮一枚でつながる
- 起死回生
- 復縁
- 元の鞘に収まる
死神 逆位置、たとえばこんな場面
別れた相手に未練があり、いつまでも先に進めない。
すんでのところで離婚は回避できた。
相手からの返事がなく苦しい。ダメならダメと言ってもらった方が楽なのに。
お金をかけた分、簡単に諦めるわけにもいかないので、中途半端に続けている。
ほぼ終わりかけていたデザイン案件が、クライアントの要望で修正ループに陥る。
先生に頼み込んで、レポートの提出期限を延ばしてもらった。
9回2アウトから同点に追いつき、試合は延長戦にもつれ込んだ。
死神 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 奇跡的に関係を修復
- 元の鞘に収まる
- 中途半端な状態
- 白黒はっきりしない
死神 逆位置 仕事での解釈
- 終わりかけの仕事が長引く
- やめるにやめられない
- 職場復帰にはよい兆候
- ラストチャンスがやってくる
【ミニコラム】死神が暗示するのは肉体の死ではない
Death「死」と直接的に表現されたこのカードを「怖い」と感じる方もいるかもしれません。文字通りの「死」を表しているのではないか、たとえば家族や大切な人のことを占って未来に「死神」が出たら…そんな不安があるのではないかと思います。
しかし安心してください、死神のカードが意味するのは比喩的な「死」であって、肉体的な死を暗示するものではありません。
そもそも生死に関することを占うのはタブーの一つとされています。タロットに尋ねても生死に関しては答えようがない、「肉体的な死」というリーディングはあり得ない、ということになります。
死神が実際に出てきたらどう読む?
今までの出来事は、相手にとって既に過去のものとなっています。(相手の気持ち)
何かが終わる予兆がありますが、同時に新たな可能性も見えてきます。(未来・最終結果)
思い切って手放しましょう。きっとスッキリできるでしょう。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にも死神の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。