【タロット解説】カップ2「愛の契約」
目次 +
タロットカードの小アルカナ・カップ2(Two of Cups / 聖杯の2)は、同じ方向性を持った他者と歩み寄り、助け合うことを暗示しています。ふたりなら喜びは2倍に、悲しみは半分に。ひとりではできなかったことも、ふたりなら乗り越えていけるでしょう。
カップ2を一言で
このページでは、カップ2の基本的な意味やキーワード、恋愛・人間関係・仕事における解釈、「例えばこんな場面がカップ2で言い表せる」といった内容をご紹介しています。
タロット解説本をピックアップ
カップ2 絵柄の説明
- 男女が盃を交わしています。儀式のような厳粛な雰囲気です。
- ふたりの間にあるのはヘルメスの杖。2匹の蛇が等しく絡みつき、力の均衡や調和を示しています。描かれている男女は、互いに対等な立場にあります。
- 遠くには一軒家が見えます。これからのふたりの住処なのかもしれません。
カップ2 正位置の基本的な考え方
カップ2が暗示するのはパートナーシップ。方向性の一致と相手に対する信頼によって二者がつながることを表しています。
絵柄にあるような男女の恋愛関係だけではなく、友情や仕事上の契約など、他者との結びつき全般を表すカードです。恋愛関係で見ると、男女の契約 = 婚約とも解釈できます。
二者が結びつくことで大きな力が生まれます。一人ではできなかったことが、二人ならできるようになるでしょう。
カップ2 正位置のキーワード
- 恋愛
- 友情
- 親友
- 友好
- 真剣な交際
- 親密
- 調和
- 信頼
- 尊重
- 対等
- パートナーシップ
- 絆
- 協力
- 相思相愛
- 相互理解
- 助け合い
- ギブアンドテイク
- 意思疎通
- 和解
- 譲歩
- 契約
- 提携
- 協定
- 共同作業
- コラボレーション
- 約束
- 同意
- 合意
- 誓約
- 婚約
- 両思い
カップ2 正位置、たとえばこんな場面
告白(またはプロポーズ)を受け入れてもらえた。
自分の誕生日に豪華なディナーに連れて行ってもらったので、お返しとして相手の誕生日には高級腕時計を贈った。
金額とスケジュールの面で折り合いがつき、契約に至った。
気の合う友だちができた。
フリーのデザイナーとして一人でやっていたが、友人と組んで仕事をするようになってからは収入が倍以上になった。
カップ2 正位置 恋愛・人間関係での解釈
- 告白やプロポーズがうまくいく
- 持ちつ持たれつの対等な立場
- 同じ目標を持つ人
- 恋人や親友など、普通の人より仲がよい関係
カップ2 正位置 仕事での解釈
- 契約の成立、交渉の成功
- 提案を受け入れられる
- 同業他社との協力関係
- 方向性が一致する
カップ2 逆位置
カップ2 逆位置の基本的な考え方
カップ2の逆位置では、二者の間に対立が起こることを示唆しています。価値観や意見の違いから、ふたりは別れを選ぶことになるでしょう。
また「2」という数字が示すのはバランス。逆位置になるとアンバランスの意味が強くなり、二者の間に立場や力関係の不均衡が生まれることを示しているかもしれません。
カップ2 逆位置のキーワード
- 対立
- 反目
- 食い違い
- 意見の相違
- 不一致
- 不信感
- 不平等
- 不均衡
- 話し合いがまとまらない
- 契約解除
- 契約破棄
- 決裂
- 破局
- 破談
- 別れ
- 縁が切れる
- 絶交
- 仲違い
- すれ違う
- 片想い
- 表面的な関係
カップ2 逆位置、たとえばこんな場面
こちらは「早く入籍したい」、相手は「まだやりたいことがある」と言って話が平行線。気持ちが冷めて別れを選んだ。
二人ともフルタイムで働いているのに、自分だけが家事を負担するのはおかしい。
クライアントと料金の面で折り合わず、契約の話は流れた。
音楽の方向性の違いでバンドは解散した。
カップ2 逆位置 恋愛・人間関係での解釈
- 気持ちに温度差がある
- 負担が一方に偏る
- 別れ話の可能性
- すれ違いが大きくなっていく
カップ2 逆位置 仕事での解釈
- 意見の相違が生まれる
- 契約破棄、提携解除、交渉決裂
- 協力を得られない
- 話が流れる
【ミニコラム】カップ2と恋人の違い
カップ2は大アルカナの「恋人」に通じるものがあります。一組の男女が描かれている絵柄や「パートナーシップ」という意味で、共通点を多く見出すことができます。ではこの2枚の違いは何でしょうか。カードを並べてじっくり眺めてみましょう。
カップ2…お互いを見つめ合う男女。厳粛で真面目な雰囲気。
恋人…男性は女性を見ているが、女性は天使を見上げている。華やかながら刹那的な面もある。
このような印象から、カップ2の方がまじめで堅実な性質があると個人的には考えています。
同時に、「契約」の意味もある「カップ2」は、「気が合えば深い仲になれるが、合わないと分かったらさようなら」というややドライな雰囲気を持ち合わせています。一方「恋人」は一緒にいることが楽しくてしょうがない!という気持ちが全面に出ている感じがありますね。
たとえるなら「恋人」は初めての交際に舞い上がる高校生カップル、「カップ2」は結婚が視野に入る20代後半以降のカップルといったところでしょうか。
カップ2が実際に出てきたらどう読む?
あなたとは目指す方向性が一致していると感じているようです。(相手の気持ち)
同じ目標を持った仲間にめぐりあえるかもしれません。(未来・最終結果)
社交辞令ではなく、もっと本音で語り合ってみてください。(対策・アドバイス)
上記はあくまでも一例。この他にもカップ2の各ポジション別(相手の気持ち・未来・最終結果・対策・アドバイス)リーディング例を、次のページで多数ご紹介しています。